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07年度予算:財務省原案 新幹線長崎ルート事業費配分見通し、鹿島市長批判 /佐賀
◇“新幹線神話”を批判
20日に内示された07年度政府予算の財務省原案で、事業費10億円が配分される
見通しとなった九州新幹線長崎(西九州)ルート。JR長崎本線存続期成会会長の桑原
允彦・鹿島市長は同日会見を開き、「異常なこう着状態が続くのは、国や県が今でも
新幹線神話を信じているからではないか」と批判した。「25兆円も借金(国債発行)して
まで組んでいる予算の中で、公共事業である整備新幹線だけを聖域化できるのか。
納税者は納得しないと思う」
また、着工条件から地元同意を外そうとする声が政府・与党内から聞こえていることに
ついて「長崎ルートのためだけに、整備新幹線全体の条件を変えることはできないだろう」と
語った。
「鹿島と江北だけでなく、県民の多くも新幹線に同意していない」として、年明けにも国会や
国交省へ直接訴えかける準備を進めるという。【朴鐘珠】
毎日新聞 2006年12月21日
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