06/12/20 18:52:09 /Kq/+qOw0
「人類の歴史は永劫回帰する」とはよく言ったものだ。
さすがはニーチェである。
労働者の権益の切り下げがこのまま進めば、労働者のルサンチマンは改革を欲し、
またぞろ共産主義者が権勢を増していくだろう。東西冷戦期であった1970年代への永劫回帰が始まるという事だ。
じっさい2chでも「(日本)共産党」の名前を口にする輩がどんどん殖えている。
そもそも、労働現場(製品の生産工場など)の人件費の安い海外への移転や、総じて人件費の安い移民労働者の活用など
現今の労働者抑圧の手段は、いわゆるグローバル性(国家の枠組みを超えてはじめて展開しうるという性格)が非常に強い。
これは、くしくも『世界同時革命』をとなえた共産主義の祖・マルクスの思考方法と非常に近縁性が高い。
つまり、しぶとく生き残っている共産主義者達の世界同時革命への欲望に
大義をあたえる事となるだろう。
「万国の労働者よ、今こそ立ち上がれ!」と。
不毛な第二次東西冷戦を現出させたくないならば、政府は
即刻労働者切り捨て政策を中止すべきである。