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法人税も払っていない半病人のくせに自民党への政治献金を再開させるメガバンク。国民から見れば、
「フザケンナ」だが、とんでもない背景がささやかれている。献金再開の先陣を切るのは三菱東京UFJ
だが、三木繁光会長の野望が見え隠れする。「本気で日銀総裁を狙っているんじゃないか」―業界には
こんな声すらあるのである。
三菱東京UFJ銀は今月26日の取締役会で、自民党に2500万円の政治献金をすることを決める。
行内には慎重論があったというが、押し切ったのは三木会長だ。「なんで?」と思っていたら、こんな背景
があるという。
「今回の政治献金再開は表向き、経団連の要請を受けてのもの。三木さんには献金再開の先陣を切ることで、
経団連の御手洗会長に恩を売り、財界人として生き残りを図りたい思惑があるようです。現在、経団連副会長
の三木さんは来年5月に任期が切れる。ポスト三木で有力視されているのはみずほの前田晃伸社長で、そう
なれば、三木さんは一丁上がりです。で、三木さんは献金再開を急いだ。三木さんの狙いはズバリ、経団連
評議員会議長です。首尾よく議長に納まれば、財界人として次のステップも狙えますからね」(財界事情通)
経団連評議員会議長といえば、斎藤裕新日鉄会長(当時)やNEC会長だった関本忠弘氏、東京電力の那須
翔会長(当時)などそうそうたる顔ぶれが連なる。三木氏がなりたがるのも納得だが、「いや、日銀総裁狙い
じゃないか」という声もある。村上ファンドを巡るスキャンダルまみれのうえ、安倍政権と対立して、金利
引き上げを狙う福井日銀総裁には更迭論がくすぶっている。その場合、三木氏もポスト福井の有力候補だ。
(中略)
これがフツーの感覚だ。その背景に個人の野望、思惑があるとすれば、ますますもって許されない話だ。
■ソース(日刊ゲンダイ)【2006年12月16日掲載記事】
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