06/12/17 16:33:22 0
・好きなアイツの前で素直になれない─。ひと昔前の少女コミックのような、恋の悩みを抱えている
30代独女は少なくない。間島翔子さん(33歳・仮名)。彼女は3年越しの片思いを続けている。
片思いの相手、黒井君(35歳・仮名)と知り合ったのは30歳のとき。いわゆるグループ交際を
続けているうちに彼と親しくなった。口は悪いけれど女扱いが上手く、会話のセンスもピカイチ。
「一緒にいて楽しい男性。だけど女グセも悪そう」というのが、第一印象だった。
が、モテ男は嗅覚が鋭い。翔子さんが自分に気があること察すると、黒井はすぐに食事の誘いの
メールを送った。当時、彼と別れたばかりだった翔子さんも軽い気持ちでデートに応じたのが、
報われない恋の始まり。この日のデートで彼と一夜を過ごし、「このまま付き合うことになるのかな」と
胸をときめかせる翔子さんだったが、以降、彼からの音信は途絶えた。
恋の傷は時間が解決してくれるというのも、経験済みだ。実際に3カ月もすると、彼のことをほとんど
思い出さなくなった。が、その頃になって黒井から「久しぶり! 飲みに行かない?」と何事もなかったの
ように電話がかかってきた。憎からずも思っている相手の誘いは、断れない。「ずっと会いたいと
思っていた」。そんな彼の言葉もうれしかった。
「それで彼とデートしてホテルに行って、翌日からまた連絡なし。前回と同じパターンです。
気持ちが薄れかけた頃になると、また電話がかかってくるんです。気がついたときには、本気で
彼のことを好きになっていました」
32歳のクリスマス前のデート(クリスマス当日ではないのがミソ)で、翔子さんは思い切って
「あなた以上に好きな男性が現れない」と、告白する。が、黒井は穏やかな笑みを浮かべながら
「そりゃ、そうだろう」と言うだけ。肯定でもなければ否定でもない。相手に彼女がいるのかどうかも
わからない。翔子さんの気持ちは完全燃焼し切れず、その後もズルズルと関係を続けることになる。
「そして、今年の10月に黒井から『オレ、できちゃった婚するんだ』って電話があったんですよ。(>>2-10につづく)
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