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・「日の丸」「君が代」の「強制」と闘い続け、この春、都教育委員会から3カ月の停職処分を受けた
公立中教諭の根津公子さん(56)が、自由と人権擁護に尽力した人々に贈られる「多田謡子
反権力人権賞」に決まった。受賞発表会は16日、千代田区神田駿河台3の総評会館で
開かれる。
根津さんは「教育の場に政治権力が介入することは許されない」と停職中も学校の校門前で
反対の意思表示を続け、「同様に闘うすべての教育勤労者の代表」として選ばれた。
「この賞は、日の丸、君が代で処分を受けた教職員みんなのもの」と根津さんは顔をほころばせる。
94年以降、日の丸、君が代をめぐり、8回の処分を受けた。この春も勤務していた立川市の中学の
卒業式で不起立の姿勢を貫き、これまでで最も重い停職3カ月となった。けれども、「子どもたちへの
職務上の責任だ」と毎朝、学校に通い、校門前で生徒たちと会話を交わした。
同人権賞は、29歳で急逝した弁護士、多田謡子さんを追悼し、故人の遺産や寄付金をもとに
有志が89年に設立。辻恵弁護士ら6人の運営委員が選考にあたっている。「国家主義が強まる
なかで、根津さんをはじめ闘い続ける教職員に敬意と連帯の意を込めた」と辻弁護士は受賞
理由を説明する。
7月に職場復帰し、根津さんは現在、町田市の中学で家庭科を教える。「この賞を励みに、
これからも自分の気持ちに正直に行動していきたい」
今回で18回目の同賞はこのほか、狭山事件(63年)で無期懲役が確定し、今年5月、東京高裁に
第3次再審請求を申し立てた石川一雄さん=94年に仮釈放=と、多田さんが生前にかかわった
「救援連絡センター」(港区)が受賞。しかし、基金が底をついてきたことから「来年については
継続が難しい状況だ」という。辻弁護士は「意義のある賞なので、寄付金が集まれば続けて
いきたい」と話している。(一部略)
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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