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法務省検察当局は15日、東京地検特捜部の大鶴基成部長(51)を函館地検検事正に
異動させ、後任に東京地検総務部の八木宏幸部長(50)を充てる人事を内定した。
発令は来年1月16日付とみられる。
大鶴氏は昨年4月から特捜部長を務め、就任会見で「欲得ずくで動く人間は許せない。
まじめに働いている国民が『こういうことがまかり通っていいのか』と憤慨するような事案を
摘発していきたい」と宣言。その言葉通り、ライブドア事件や村上ファンド事件などの捜査を
指揮したことで話題になった。ほかには鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合や
防衛施設庁の官製談合、前福島県知事・佐藤栄佐久被告(67)を起訴した福島県談合・
汚職事件なども担当した。
この時期の異動について元東京地検特捜部長の宗像紀夫氏(中大法科大学院教授)は
「人事というのは通常は4月ですが特捜部長は2年務めると長い方ですから。検事正は
やせても枯れても地検のトップなので、栄転でしょう」と話した。
しかし、一方で別の関係者は「できる部長という評判と同時に、捜査が乱暴というイメージが
あった。副部長(北島孝久氏)も辞めている経緯から特捜内部での確執があったのかも」と
左遷説も示唆している。
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