06/12/16 07:31:36 0
★日興が不適切な利益経常・監視委調査、課徴金も視野
証券大手日興コーディアルグループが2005年3月期決算で、不適切な会計処理をした
疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が調べを進めていることが15日、明らかになった。
グループ企業の会計処理で利益を水増しした疑いがもたれている。
監視委は日興に決算の訂正を促すとともに、金融庁に課徴金の納付を命じるよう
勧告することも視野に調査している。
監視委が問題としているのは、日興の全額出資子会社で自己資金投資を手掛ける
日興プリンシパル・インベストメンツ(NPI)と、その子会社のNPIホールディングス(NPIH)。
両社は04年8月に相対でデリバティブ(金融派生商品)を取引し、その結果NPIでは
同年9月中間期に約140億円の評価益を計上。一方のNPIHでは同額の評価損が出ていたもようだ。
日興はこの取引で生じた評価益だけを連結決算に反映し、評価損を抱えたNPIHを連結決算から外す
会計処理をしていた。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)