06/12/13 16:16:12 0
・12月5日に行われた珍しい裁判の話。清田益章被告人(44)の初公判で、罪名は大麻
取締法違反。今年9月25日に長野県内で、知人から大麻約13グラムを譲り受けたとして
逮捕されたもので、取り調べに対して「大麻を吸うと、気分が高揚し、感覚が研ぎ澄まされる。
闘争心やイライラがなくなる」と供述。2年前から吸引していたことを認めている。
清田被告人は、スプーンを超能力ではなく、腕力で強引に曲げているところをテレビで
逐一放映されてしまったことがある珍しい経験を持つが、全くこりていないのか、最近も
ちょくちょく露出してた気がするけど。現在は、会社役員であるそうな。
すごいのがこの後の弁護人の立証。
弁護人 「私は被害者のいない犯罪は無罪であるという考えを持っておりまして」
と、耳を疑う一言で始まった弁護人の立証は、ホントに珍しい内容なんです。
19点の書証ってのが、大麻を容認するような内容ばかり。某メディアのニューヨーク
支局長が書いた「たかが大麻で目くじら立てて…」という新聞記事や、ヨーロッパでの大麻の
現状(個人使用は認められている)資料、ヨーロッパでフーリガンの暴動が問題になり、
スタジアムでの飲酒を禁止して、大麻をOKにしたら暴動が起きなかった事例などなど。
要するに「大麻は認められている国も多いですよ」「日本は遅れてますよ」って主張。
そして、本人が書いた反省文の朗読。
弁護人 「社会人として、法を犯し、大麻を使用したことをお詫び申し上げます。私は、
本来、精神世界に興味があり、大麻が持つ精神性や環境植物としての興味があり、
ヒンズー教などの瞑想で、現在も使用していると知りました。他人に迷惑をかけない
という身勝手な思いから、瞑想のときに用いていました。ただ、毎回使用していたわけでは
ありません。これから、自分は高野山で修行をし、空海和尚の故郷で麻の発祥の地で
ある四国の聖地などを歩き、今後に活かしていきたいと思います。」
最後の方とかよく分からないのは俺だけか? そして、弁護人からの被告人質問。(>>2-10につづく)