06/12/13 11:43:22 0
日本の企業がハリウッドの映画会社やニューヨークの超高層ビルを買い占める。募る不満から
広がる「日本異質論」に対して「NOと言える日本」の声が高まる。そんな「摩擦」の時代を
振り返れば近年の日米関係は至極安泰に見える。
▼そんな折、農水省が世界各地の「正しい和食」を提供する店を認証する制度を設ける動きに
米国のメディアが「スシ・ポリス」と疑問符を投じている。「カリフォルニア巻き」など多様
な味覚に合わせた料理のありかたを紹介する一方、日本のナショナリズムと関連づける報道も
ある。「すし摩擦」の兆しである。
▼とんでもない「和食」に海外で遭遇して閉口した経験を持つ人も少なくなかろう。とはいって
も料理がその風土や人によって変化するのは宿命である。何よりカレーライスにてんぷらにトン
カツと、日本の国民食の代表が外国から採り入れた料理を日本人の味に合わせて進化させてきた
歴史がそのことを証明する。
▼「すし摩擦」は日本の味覚のグローバル化がもたらした一断面といえるが、そもそも国が旗を
振って味覚や料理にお墨付きを与える必要があるのかどうか。漫画やゲームやアニメと並んで
いまや和食は「クール・ジャパン」を支える欠かせない柱である。味と無縁のナショナリズムと
結びつけられてはかなわない。
■ソース(日経新聞)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
■前スレ(1の立った日時 12/13(水) 08:13)
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■元ニューススレ
【国際】 日本による「正しい和食」認証制度に、米メディア猛反発…中国・韓国人ら経営"日本食店"ばかりの米★12
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