06/12/12 10:17:06 0
・日本経団連の御手洗冨士夫会長と柳沢厚生労働相らが11日、東京都内のホテルで
懇談し、労働法制見直しなどについて意見交換した。経団連側は、一定条件の会社員を
労働時間規制から外し残業代を払う必要がなくなる「ホワイトカラー・エグゼンプション」
導入のほか、派遣労働者の期間制限や雇用申し込み義務の廃止などを要請した。
懇談は経団連側の申し入れで初めて行ったもので、厚労省と経団連の幹部約40人が
出席。ホワイトカラー・エグゼンプションについて厚労相は「時間より成果で決める考え方は
分かる」と導入に前向きの姿勢を示す一方、「問題は適用範囲」として年収要件が必要との
同省の認識を示した。
派遣労働の規制緩和について厚労相は「日本の雇用慣行との調和をいかに図るかの視点が
不可欠。やむを得ず派遣社員になる人がさらに多くなり、固定化する恐れがある」と述べ、
これ以上進めることは否定した。
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