06/12/12 01:12:32 gVuF4LsE0
日本経団連の御手洗冨士夫会長は11日の定例記者会見で、「年齢序列を壊して、役割給にすることがその会社の生産性を上げることに結びつく」などと述べ、労働の多様化を進めるべきとの考えを重ねて示した。
御手洗会長は、非正規雇用の広がりについて
「10年間に及ぶ不況で、リストラされた人や、ちゃんとした資質がありながら就職の機会に恵まれなかった人たちが社会に大きな集団となって、
仕事に対する役割給として、年齢や男女に関係なく職種に応じて1時間いくらと雇われる労働市場ができた」と総括。
「たとえばお茶をくむ仕事でも、年功序列型の賃金ではくむ人の年齢によってコストが違う。でも、役割給ならば誰でも同じだ。
世界の労働市場はそういうふうになっている」と持論を展開した。
役割給の採用など、労働の多様化が結果的に非正社員を増やし、格差を生んでいるとの指摘に対しては、御手洗会長は「私は逆だと思う。役割給ならば、能力さえあれば年齢が上でも正社員にしやすい。
昔の年功序列ならば、年取った人は年功の上のほうで雇わないといけないから雇いづらい。労働生産性を上げるというと搾取的と聞こえるかもしれないが、まったくそんなことはない。
生産性を上げ、それに見合った十分な対価を得るというのは裏腹の話だ」と強く反論した。
経団連会長、労働で持論展開
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御手洗はどう見ても氷河期世代の味方だぞ。
悪いのは若者を食いつぶす年功序列制度。それを崩そうとしている。