06/12/10 18:20:54 wgxBGN1m0
フェイクをフェイクと見抜いている場合は問題ないんだよ。
その場合はフェイク日本料理屋と消費者の間で合意が形成されているわけだから。
それは日本のカレー店でも同じ。日本人はココ一番が本格インドカレーの店では
ないことをちゃんと見抜いた上で消費している。店側と消費者側に暗黙の了解が
成立している。
問題なのは、フェイクをフェイクとして見抜けない消費者の場合。
知識が欠如し、味覚オンチなアメリカ人は、フェイク日本料理と正統な日本料理を
区別することができない。(これは日本人には信じられないだろうが。)
これを消費者の自業自得として放っておくか(つまり騙される奴が悪い)
それとも第3者が介入して消費者保護に動くか。
ちなみに痴呆症の老人が金融商品の購入契約を単独で結ぶことができないのは、
後者の消費者保護の観点が働いているから。騙される奴が悪いということで
国は片付けたりしない。もし同じ観点に立つなら、味覚オンチのアメリカ人を
保護するために認証制度が存在した方がいいだろう。