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対馬市議会(定数二六)は十二月定例会初日の六日、九月定例会で不信任決議が
可決された波田政和議長が辞任しないことに反発する市議十四人が審議を拒否。
いったん開かれた本会議でも会期日程案が否決され、深夜まで空転した。
市議二十五人が招集に応じ午前十時に開会する直前、大部初幸市議が波田議長の
進退について質問。議長が辞任の意思がないと答えると、大部市議ら十四人が退場。
出席議員が過半数に達しなかったため開会できなかった。
地方自治法によると、議長が出席を求めて過半数に達しない場合、出席議員だけで
開会できることから午後三時に議長が出席を要請。十四人の市議は出席し定例会は
開会したが、六日から十九日まで十四日間の会期日程案を否決。あらためて審議拒否
の姿勢を示した。
大部市議らは「議会のトップである議長が議会で決めたことを無視するのはおかしい。
議長が辞めない限り審議には応じられない」としている。
補正予算案などが審議できない状態に傍聴者からは「議員は住民の代表ということを
忘れている。解散すべきだ」などとやじが飛んだ。審議拒否をしていない市議の一人は
「前代未聞の事態。議会人として恥ずかしい。いっそ解散して出直し選挙で市民の審判を
受けたらいい」と話した。
松村市長も「今は権力闘争をする時期ではないのだが…。市民不在と言われても仕方
ない」と肩を落とした。
九月定例会では、全員協議会中の議場でトラブルを起こしたとして、宮原五男議会運営
委員長に対し議運委員の辞任勧告決議と、波田議長に対する不信任決議が賛成多数で
可決されていた。決議に法的拘束力はない。
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