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<県内で野菜の安値続く 豊作や暖冬影響、農家は死活問題>
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豊作や暖冬の影響で、徳島県内のスーパーなどで野菜の安値が続いている。消費者は価格
低迷を歓迎しているが、生産者の農家にとっては生活にかかわる問題。それだけに本格的な
寒波の到来による、鍋物需要の高まりを期待する声が出始めるなど、現状に対する思いは切
実だ。
JA全農とくしま県本部によると、野菜の価格低下は十一月下旬から。秋以降、全国的に好天
に恵まれ、秋冬に出回る野菜が順調に生育し、供給過剰の状態となっている。さらに、暖冬の
影響で鍋物需要も伸び悩み、全体的に相場が低迷している。
(略)
買い物客の加藤淳子さん(32)は「野菜がたっぷり取れて、家計も助かる。安いのはうれしい」
と歓迎する。
しかし、一方の生産者にとっては死活問題。他県ではハクサイ、ダイコンなどを廃棄処分にする
産地も出始めている。
県内有数のダイコン産地の鳴門市。十一月から出荷を始めたJA里浦の担当者は「今の相場
ならまだ何とかなるが、今後どうなるのか」と気をもむ。
ブランドの柿島レタスを生産するJA板野郡柿島支所も深刻だ。レタス部会の瀬尾利正部会長
(53)は「出荷手数料や運賃などがかかり、出荷すればするほど赤字が出る状態。年末から
年始にかけて、収穫が続くが、先行きが不安だ」と話し、相場の上昇を待つしかない状態が続
いている。
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