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★ドコモ、三菱電:携帯の一部電池パックに異常発熱の恐れ-回収へ
12月7日(ブルームバーグ):NTTドコモと三菱電機は7日、携帯電話「FOMA D902ⅰ」
対応の電池パック「D06」の一部について、充電中などに異常発熱し、場合によっては
破裂の恐れがある不良品の存在が確認されたと発表した。製造工程上の問題によるもので、
2006年5月以前に製造された製品、約130万個。速やかな利用中止を呼びかけており、
取り替えるとしている。
発表資料によると、破裂した電池パックが1件あったほか、現在調査中のものや外部からの
異常・過大な衝撃に起因するとみられる異常発熱または破裂の申し出が17件あった。
原因に関しては、製造工程上の問題で電池内部の電極板が変形する場合があり、
電極板との接触で絶縁シートが損傷することがあるという。絶縁シートが損傷した
不良電池パックは、外部からの衝撃により電池内部で短絡が発生しやすくなっており、
その短絡で異常発熱や破裂が発生するとしている。
また、三洋電機は同日、連結子会社の三洋ジーエスソフトエナジーが
このリチウムイオン電池を製造していると発表した。連結業績への影響については、
精査中としている。三洋ジーエスソフトエナジーには、三洋電機が51%、
ジーエス・ユアサインダストリーが49%を出資している。
ドコモの石川國雄副社長は発表会見で、回収費用を算出していないとしながらも、
電池1個1000円のほか諸経費などが必要になると述べた。また、三菱電機の伊藤善文副社長は、
不良品の電池について、三洋電機の子会社からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を
受けていたと語った。
Bloomberg URLリンク(www.bloomberg.com)