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★<直下型地震>中部・近畿で震度6強以上 専門調査会が推計
・中央防災会議の「東南海、南海地震等に関する専門調査会」(座長、土岐憲三・立命館大
教授)は7日、中部・近畿圏で発生が懸念される直下型地震について、震度の推計結果を
まとめた。マグニチュード(M)7以上の地震を起こすことが予想される活断層39本などが
対象で、広い範囲で震度6強以上の揺れとなる恐れがあることが判明。このうち大きな
影響が懸念される13の地震について、調査会は来年度中に被害想定をまとめる。
大阪市内を南北に走る上町断層帯による地震(M7.6)では、大阪平野の大半で震度6強
以上、一部で震度7の揺れになるとの結果。滋賀県と京都府にまたがる花折断層帯による
地震(M7.4)では、京都市の一部で震度7、大津市などで震度6強以上の揺れが予測される。
推計ではさらに、防災対策に役立てるため、活断層が見つかっていない所でも起こりうる
M6.9の地震を全域で想定。こうした地震も含め、各地点で予想される最大の揺れも検討し、
中部・近畿圏の平野部は大半の地域で震度6強以上の揺れに襲われる危険性があることが
分かった。
また、大阪湾断層帯による地震(M7.5)では、大阪湾岸で最大約5メートル程度の津波が
来ることが分かり、「東南海、南海地震を上回る津波に襲われる場所があり、注意が必要」
とした。
調査会は、今世紀前半にも予想される東南海、南海地震の発生に向け、中部・近畿圏を
含む広い範囲で地震活動が活発化する活動期に入ったと考えられると指摘し、「内陸直下で
発生する大規模な地震に備える必要がある」と呼びかけている。
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