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□松岡農水相に献金集中 鳥インフル対策事務局長時
松岡利勝農林水産相=衆院熊本3区=の政治団体が昨年、茨城県などで鳥
インフルエンザが発生した直後の約3カ月間に、養鶏業者十数社とその関係者
から総額約1100万円の政治献金を受けていたことが分かった。松岡氏は当時、
自民党鳥インフルエンザ対策本部の事務局長を務めていた。献金は養鶏業者
が農水省に業界保護のための陳情攻勢をしていた時期で、献金先は松岡氏に
集中しており、献金業者は朝日新聞の取材に対し「業界の保護に理解のある
松岡さんを応援したかった」と話している。
松岡氏が代表を務める二つの政治団体の05年分の政治資金収支報告書につ
いて、二つの業界団体の約40人の役員と、関連業者からの献金について調べた。
松岡氏の政治資金を管理する資金管理団体には、7業者の役員やその親族ら
11人から総額約430万円の献金があった。松岡氏が支部長を務める「自民党
熊本県第三選挙区支部」には、大手のグループ企業6社と、ほかの6業者から
総額約700万円を献金していた。
献金は、昨年6月末に茨城県で鳥インフルエンザ発生後の翌7月下旬から10
月下旬に集中。業界団体はこの間、鳥インフルエンザ対策で国の補償が得られ
る鶏の殺処分や、感染していない鶏へのワクチンの予防的使用の承認などを強
く求める要望書を数回にわたって農水省に出していた。
二つの業界団体の役員らから自民党鳥インフルエンザ対策本部の松岡氏以外
の議員への寄付は、一部の役員が以前から地元選出の議員に年数十万円の
献金を続けてきた程度で、そのほかは目立ったものはなかった。
>>2以降に続きます。
出典:asahi.com 2006年12月07日07時47分
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