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司令官「軍が全権を掌握した」と宣言 フィジー
軍と政府の対立で緊張が高まっていたフィジー諸島で5日、軍部隊がガラセ首相を軟禁するなどクーデターを強行、
バイニマラマ司令官は「軍が全権を掌握した」と宣言した。同国のクーデターは過去20年間で4回目。
同司令官は自らが大統領権限を握りガラセ首相を解任したと発表、近く暫定文民政権を樹立する方針を示した。
この日、軍部隊は首都スバの首相公邸や政府庁舎を包囲しガラセ氏らを軟禁、辞任を改めて求めた。
これに対し、ガラセ氏は「民主的な選挙で選ばれた私を強制的に辞めさせることはできない」と拒否。
バイニマラマ司令官はこのため、首相の罷免権をもつイロイロ大統領の職務を一時的に握り、同氏を解任した。
大統領の権限は来週にも返還するとしている。
クーデターに対し、オーストラリアやニュージーランドは懸念を表明、軍事交流の中断などの制裁措置を発表した。
ソース・引用元
URLリンク(www.sankei.co.jp)