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★日本海の海岸漂着ごみ、年々増加 今年は2100個増
・今年5月25日~7月16日に行われた「海岸漂着ごみ調査」で、新潟県内5カ所を含む
日本海側の海岸9カ所で、前年より約2100個多い9393個のごみが回収されたことが
第9管区海上保安本部のまとめで分かった。海岸のごみは年々増加していることから、
9管本部は今後も調査を続ける一方、小中学生を対象とした海洋保全教室を開くなど、
啓発活動にも力を入れるという。
9管本部は平成14年から管内の日本海側海岸(総延長約1280キロ)の漂着ごみ調査を
実施している。今回の調査地点は、新潟市青山海岸など県内5カ所と、富山県高岡市の
松太枝浜海岸など県外4カ所の海岸。職員やボランティアなど約1230人が参加して、
各海岸の縦10メートル、横100メートルの調査範囲に漂着したごみを集めた。
県内の海岸で最もごみが多かったのは佐渡市二ツ亀海岸の1290個。同市素浜海岸
736個▽新潟市青山海岸735個▽佐渡市佐和田海岸724個▽糸魚川市筒石海岸
353個-が続いた。
県外では石川県かほく市高松海岸の2691個が最も多く、富山県高岡市松太枝浜海岸
1373個▽石川県七尾市観音島海岸1080個▽同県珠洲市粟津海岸411個-だった。
海外から流れ着いたとみられるごみは全体の1.7%を占め、昨年より53個増の153個。
このうちの63%に当たる96個にハングルの表示があり、韓国・北朝鮮のものとみられる。
このほか、中国から45個▽インドネシアから10個▽ロシアから2個-が流れ着いた
可能性が高いという。
日本海側では、石川県加賀市などの海岸に中国製の注射器など医療廃棄物が大量に
漂着したり、新潟市の五十嵐浜などにも薬品びんなどが漂着したりするケースが
相次いでいる。また、韓国からプラスチック容器が毎年流れ着いており、海上保安庁が
対策を求めている。
9管本部は「海の環境保全を、一人一人の身近な問題として意識してほしい」と
呼びかけている。(一部略)
URLリンク(www.iza.ne.jp)