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【ロンドン=森千春】ブレア英首相は4日午後(日本時間5日未明)、
下院で、同国の核戦力に関する声明を出し、潜水艦と弾道ミサイルを用いた現行の核兵器
システムが、2020年代半ばに寿命を迎えるのに伴い、次世代システムに更新する方針を
明らかにした。英国が、冷戦後の世界でも、核戦力を長期維持する方向を打ち出したものだ。
英国が核兵器システムの更新を決定するのは、冷戦期の1980年以来26年ぶり。英国は、
自国製核弾頭約200個を保有。英国製バンガード級原子力潜水艦4隻に、米国製の潜水艦
発射弾道ミサイル(SLBM)「トライデント」(射程約1万2000キロ)を搭載して、
核兵器システムを構成している。
ブレア首相は声明で、2020年代に老朽化する潜水艦4隻を、次世代潜水艦3隻に更新する
方針を表明。核弾頭数は20%削減する意向を示した。戦力削減は、核抑止力を維持しつつ
軍縮に努力している姿勢を見せるためだ。トライデント・ミサイルについては、40年代まで
維持可能となる見通しを示した。(略)
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