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自民党は4日、郵政民営化法案に反対して同党を離れた無所属衆院議員11人について
党紀委員会(笹川尭委員長)を開いて審査し、全員の復党を満場一致で承認した。
堀内光雄氏、野田聖子氏ら11人は同日付で復党した。今後は、復党組と競合する
自民党現職との選挙区調整と、昨年の衆院選で落選した前衆院議員らの復党も認めるか
どうかに焦点が移る。
復党願だけを提出し、郵政民営化支持などを明記した誓約書は出さなかった平沼赳夫氏は、
審査の対象外だった。同党は4日、衆院事務局に11人の所属異動届を提出し、衆院での
同党の勢力は305人になった。
安倍首相は委員会後、中川秀直幹事長らとともに党本部で11人と会い、
「皆さんお帰りなさい、と申し上げたい。私は大変心強く思っている。美しい国づくりに
向け、一緒に汗を流していただきたい」と述べた。また、首相は世論の反発が強いことに
ついて、首相官邸で記者団に「おそらく反対も多いだろうと思った。ご批判は甘んじて
受けたい」と語った。
一方、落選組17人のうち、無所属のまま国政復帰に意欲を見せている前職は9人いる。
党執行部は、復党希望があった場合は個別に判断する方針で、幹部の一人は「年内に
復党願が出る可能性もある」としている。
党内では、衛藤晟一氏ら来夏の参院選に立候補をめざす前職の復党を優先して認める
べきだ、との意見が強まっている。ただ、中川幹事長は4日の記者会見で「参院選に出る
場合、公募のような仕組みの中で、党員を中心とした民意の支持を確認するのが望ましい。
比例区は友好団体をはじめ、納得しうる状況を明確に整えているかだ」と述べた。
現職よりも厳しい基準を設け、少なくとも地元の同意が必要だ、との考えを示したものだ。
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【政治】 「復党問題での国民の批判、甘んじて受ける」 安倍首相
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