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今年5月に電車内で女性に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で警視庁に逮捕された
高校3年の男子生徒(18=東京都町田市)の少年審判で、東京家裁八王子支部が刑事裁判の無罪に当たる
不処分を決定していたことが4日、分かった。
久保田優奈裁判官は決定理由で「男子生徒が痴漢行為を認めた供述調書は信用できない。(その内容は)検察
官が考案した可能性もある」との判断を示した。
11月24日付の決定によると、男子生徒は5月29日午前8時ごろ、小田急線電車内で乗り合わせた女性からお
尻を触ったと指摘された。「おれじゃない」と否定したが、近くにいた男性から次の駅で降りるように促され、降車
後、成城署に逮捕された。
取り調べで痴漢を認めたものの、審判では「警察官から『認めないと拘置され、学校に行けなくなる』と言われた」
などとして無実を訴えた。
久保田裁判官は供述調書などについて(1)検察官への供述調書に記載された「女性に左手をつかまれた」という
重要な状況が、警察官への供述調書や女性の調書にはない(2)女性は「両手で触られた」と話したが、男子生徒
は片手に手提げバッグを持っていた-などの矛盾を指摘した。
成城署の仲村鶴美副署長は「決定を見ていないのでコメントは差し控えたい。適正に捜査し、問題はなかったと考
えている」とコメントした。
ソース
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