【訃報】"ポルシェの下敷きに" 「ポルシェの神様」自動車整備士・加藤等さん、工場に死すat NEWSPLUS
【訃報】"ポルシェの下敷きに" 「ポルシェの神様」自動車整備士・加藤等さん、工場に死す - 暇つぶし2ch1:ままかりφ ★
06/12/02 15:58:11 0
ドイツのスポーツカー、ポルシェの卓越したメカニックとして知られた川崎市高津区の
自動車整備士、加藤等さん(59)が11月22日亡くなった。市内の自社工場で
ポルシェを整備中、何らかの原因でジャッキが下りて車体の下敷きになり、帰らぬ人と
なった。超一流の技術力から客やレーススタッフは加藤さんを「ポルシェの神様」と
呼び信頼した。ポルシェを愛し、生涯をささげた男の突然の、そして壮絶な最期だった。

山梨県出身の加藤さんは、中学の時から自動車整備を始めた。「世界一の車に携わりたい」と
卒業後に上京し、ポルシェの販売会社に入社。73年に独立してポルシェ専門の整備会社を
設立し、ル・マンや日本グランプリなどのレースで走るポルシェを支え続けた。

妻とよ子さん(58)によると、目立つことが嫌いで、会社の宣伝もせず、取材の要請も
めったに受けなかった。整備工場も外観は廃材置き場のようで、看板もない。電話帳にも
載っていない。そして口癖のように言う。

「乗り手を理解しないで整備すると、その人を殺してしまう」

職人かたぎは客には頑固さとしても映った。32年のつき合いという東京都板橋区の医師、
郡谷(ぐんや)正夫さん(55)は苦笑する。「『ちょっとみてください』と言って初めて
来る人にちらりと車を見て『みました』とやる。私も話しかけてもらうのに3年かかりました」

突然の事故は、翌日のレースに出場するポルシェの整備中に起きた。下敷きになった加藤さんを
見つけた長男順一(33)さんは「最後までやり切るのがおやじの信条」と父の工具を使い整備を
終わらせた。「もういいよ」と客は泣いた。加藤さんが整備した1台は翌日、茨城県内のレースで
総合優勝した。

11月28日の通夜では参列者で会場周辺の道が渋滞した。工場はいまもお悔やみの電話が鳴る。
「男の人たちが主人のそばで号泣するんです。男に泣かれる男って私には計り知れません」。
とよ子さんは少し誇らしげに言った。(一部略)

URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)


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