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<第二次世界大戦時にユダヤ人を助けたトルコ人外交官、ドキュメンタリーに(Hurriyet紙)>
URLリンク(www.el.tufs.ac.jp)
第二次世界大戦時に、フランスでナチスの強制収容所に送られた数百万人のユダヤ人がトル
コの外交官達に救出されたことがドキュメンタリーになった。トルコの外交官達によって強制収
容所から救いだされた数百万人のユダヤ人が、与えられた“三日月と星”のトルコのパスポート
を携えてヨーロッパ中、大手を振って移動したことを紹介する「暗闇を照らしたトルコ人」というタ
イトルのドキュメンタリーが完成した。
ドキュメンタリーを制作したアフヨン・コジャテペ大学ラジオ・テレビ学科の研究員ハカン・ユルマ
ズは、いわゆるアルメニア人大虐殺が取りざたされる昨今、第二次世界大戦時に人道的行為
をとったトルコ人外交官の振る舞いを世界に知らせたと語った。
ドキュメンタリーを制作する時に、膨大な資料や情報に接する幸運にめぐまれたと説明するユ
ルマズは、以下のように語った。「私はエスキシェヒルで学生生活を送っていた時に、鉄道の
歴史的な発展に関するドキュメンタリーを制作した。このプロジェクトを手がけていた時にベヒッ
チ・エルキンという名に出会った。ベヒッチ・エルキンは、解放戦争時に鉄道局総裁の責務を執
り、ムスタファ・ケマルと非常に親しい友人として登場した。その後の人生において、ベヒッチ・
エルキンは1940年から1943年の間にフランスのパリ大使の任に就いていた。彼はこの間に、
ユダヤ人を強制収容所から救ったパリ大使として姿をあらわす。私はこうしたことに大変興味
を持った。そしてベヒッチ・エルキンに関する膨大な資料を手にすることができた。」
オスマン朝とユダヤ人の間で1492年始まった関係も調査した。そして20万人のユダヤ教徒が
スペインから追い出された後、オスマン朝が彼らをどうやって迎え入れたのかを知ることになっ
たと語るハカン・ユルマズは、製作した28分間のドキュメンタリーがテレビ放映されることを希
望した。(以下略)