06/12/01 12:23:39 0
・世界に先駆け、11月19日に米国で先行販売を開始した任天堂「Wii」。開始8日で60万台を
販売したとされ、好調が報じられる一方で、「Wiiのリモート・コントローラがミサイルのように
飛んで、家財を損壊した」という情報が、全米で駆け巡っている。
Wiiの“売り”の一つは、無線操作ができるBluetoothコントローラ。加速度センサーを内蔵して
おり、コントローラ本体を上下左右に振り回すことで、操作情報を本体に送信できる。
ある人は、テニス・ゲームを楽しんでいて、熱中のあまりに本当のテニスのようなスマッシュをしたら、
コントローラが手から抜けて壁に激突。手首にはコントローラを固定する専用ストラップを付けて
いたものの、勢いで引きちぎれてしまったようだ。
別の人は、コントローラが数十万円する大画面薄型テレビに飛んでいき、表示面を割るという
事態を招いた。
不良品ではない商品を、本当に正しい使い方をしていながら起きた結果なのか否かは不明だ。
さらにいえば、これらの情報自体が真実かどうかの確証も、残念ながら得られていない。
ただし、ユーチューブにその瞬間の映像がアップされていたり、特設サイトに写真付きの
レポートが寄せられているのは事実である。
「製造物責任法(PL)による訴訟が起きる可能性は否定できない」と鮫島正洋弁護士は指摘する。
あらかじめ抜けにくい構造のコントローラにしたり、取り扱い説明書にきちんと書くなどの対策が
任天堂には必要になる。
日本国内を見る限り、そのための対策は打たれつつあるようだ。広告ポスターなどを見ると、
モデルの手首には必ずストラップが巻かれている。また、取扱説明書は使用上の注意はきちんと
記述してあるに違いない。鮫島弁護士は、「ストラップという対策を取っているので、任天堂の一方的な
過失とは言いにくい。ただし、ゲームの遊び方も、訴訟に対する感覚も日本と米国では違いがある。
本当にストラップがちぎれてしまうようなら、十分な対策が採られているとも言いにくいのでは
ないだろうか」と語る。(一部略)
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)
※記者コメント:Wiiは、ゲーム起動時にストラップについての説明画面が入るようです。