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★「字画悪く早死にする」と高額の印鑑 名古屋の販売会社など捜索
・福岡県警生活経済課は28日、高齢者宅に居座り「息子さんの字画が悪く早死にする」
などと言って高額な印鑑を販売する霊感商法をしていたとして、特定商取引法違反
(威迫など)容疑で名古屋市北区若葉通の印鑑販売会社「新日本福寿」本社や同社
福岡支社(福岡市東区)など4カ所を家宅捜索した。
同社はきとう師を名乗る男ら2、3人で高齢者宅を訪問し、相場の10倍以上の価格で
印鑑を販売していた。全国の消費生活センターには1996年からこれまでに約670件の
被害の相談が寄せられているという。
捜索を受けたのはほかに、名古屋市北区の同社社長(65)の自宅と、北九州支社
(北九州市)。
調べでは、同社の従業員は2005年8月から今年4月にかけ、山口県下関市の無職の
女性(74)や佐賀市の無職の女性(65)ら3人の自宅を訪問。いずれも約4時間に
わたって居座り「息子さんの字画が悪い。事故に遭ったり病気になったりして早死に
しますよ」「印鑑を作れば家運がよくなる。家を守りたくないのか」などと契約をしつこく
迫った疑い。
被害者は印鑑2-4本を購入、それぞれ70万円前後を支払っていた。県警によると、
同社は全国11カ所に支社があるという。
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