06/11/28 06:37:19 0
★11人の復党 「刺客」は使い捨てか
来夏の参院選挙に勝利するには避けて通れない。いや、かえって世論の反発を買う―。
安倍首相は迷ったあげく結論を間違えたのではないか。
郵政民営化法案に反対し、自民党を離党させられた衆院議員11人が復党する運びになった。
(中略)
お気の毒なのは「刺客」の面々である。「自民党は改革政党に生まれ変わった」と言う当時
の小泉首相に共感して立候補し、「地盤・看板・カバン」で圧倒的に勝る造反議員たちと戦った。
多くが党の公募に応じ、選挙直前に選挙区を割り当てられた。
彼らの戦いぶりはメディアの注目を集め、小泉自民党のイメージアップに貢献した。だが、
強固な組織力を持つ離党議員が戻ってくれば、居場所は宙に浮いてしまう。わずか1年余で
使い捨てかと、彼らが怒るのはもっともだ。
小泉氏を信じて票を投じた有権者も、ハシゴをはずされたくちだ。次の選挙でぜひその怒り
を表したい、と思う有権者も多いのではないか。安倍首相も安閑としてはいられないだろう。
改革継承を掲げる首相だが、これではいくら「新しい自民党」「政策本位」と叫んでみても
説得力を欠く。刺客作戦も今後は通用しまい。有権者は興ざめだし、こんなにあっさり使い捨て
では引き受ける候補者もそうはいないだろう。
刺客探しの土台を提供した候補者公募制度は、もともと安倍氏自身が党改革の象徴として旗を
振ったものだ。この新機軸が早くも色あせてしまった。
それにしても解せないのは、復党問題についてほとんど考えを語ろうとしない小泉氏の姿勢だ。
前首相のイエスマンと呼ばれた武部勤前幹事長は、復党を明快に批判する。
「小泉さんが国民に与えた期待を裏切れば、自民党も安倍首相もあっという間に使い捨てにされる」
総選挙で前首相は「改革政党への脱皮」を有権者に約束したはずだ。安倍首相はこれを反故(ほご)
にし、もとの「古い自民党」へと逆戻りさせるつもりなのか。そんな批判が込められている。
小泉氏は国民に向けて、この問いに答える責任がある。
■ソース(朝日新聞)(中略部分はソースで)
URLリンク(www.asahi.com)