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笠原氏はいつもの持論である「十数万または二十万以上」と述べ、付け加えて
「ラーベが見ていない郊外地帯を含めると30万になるのではないでしょうか」と
答えたら、中国代表が手を上げて発言を求め、「笠原説は中国としては受け入れる
事はできません。勝手に期間や場所を広げられるのは困る」と反論したのです。
(秦郁彦「現代史の対決」p38)
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南京大虐殺60年国際シンポジュウムにおける質疑応答から
出典「南京事件をどう見るか」 藤原彰編 青木書店P146
藤原 「~笠原先生は近郊農村を含めた範囲についての報告だったが、孫先生の
「南京大虐殺の規模について」という報告の中で、範囲はどのようにとって
おられるのか伺いたい。これがはっきりすると日本側との間で整合性ができると思うので。」
孫 「私は南京の周りの県を含めるという笠原先生の意見に賛同する。しかし
犠牲者数については問題がある。私たちが言っている30万というのは、まわりの
六県その他の地域を入れていない。これは新たな課題として考えていきたい」