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DV被害:通報者の3割 警察の「安全確保なかった」
配偶者からの暴力(ドメスティック・バイオレンス、DV)を受けて110番通報した被害者のうち
約3割が、警察に安全確保をしてもらえなかったと感じていたことが、民間団体の全国調査で分かった。
01年のDV防止法施行から5年になるが、被害者にとって警察は最後の命綱ともいえるだけに、
支援関係者は「研修を増やすなどして深刻さへの理解を深めてほしい」と訴えている。
調査はDV問題に取り組む「北海道シェルターネットワーク」(札幌市)が今年8~10月に実施。
47都道府県の配偶者暴力相談支援センターや民間の一時保護施設(シェルター)を通じ、被害者に
警察の対応を尋ねた。代理を含め、31都道府県の164人が答えた。
110番通報をした経験があるのは82人。うち35%にあたる29人は、「一時保護施設や病院への移送、
自宅周辺のパトロールなど具体的な安全確保はなく、事情聴取や加害者への警告、情報提供だけだった」などと
答えた。うち10人は「あなたにも責任がある」との趣旨の発言をされたという。
一方「具体的な安全確保策を取ってくれた」は46人だった。
(続きは>>2以降)
毎日新聞【石川隆宣】 2006年11月26日 21時01分
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