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◇中学教諭から暴言／「別室登校」元生徒提訴
静岡市の市立中学校の元女子生徒が、１年生の時の担任男性教諭からの暴言が原因で、その後３年間
「別室登校」を余儀なくされた問題で、元生徒は教育の機会を不当に奪われて精神的苦痛を受けたとして、
市に１６５０万円の損害賠償を求める訴えを２１日までに静岡地裁に起こした。
訴えによると、元生徒は入学直後の０２年４月、教諭に差別的発言を浴びせられ、次第にクラスから孤立。
教諭に教室でなく会議室で自習する別室登校を指示された。
進級後もクラスに戻れず、卒業まで別室登校を続けた。
０５年３月、教諭に頼んだ卒業アルバムへの寄せ書きに
「ＴＨＥＲＥ ＩＳ Ａ ＢＬＡＣＫ ＳＨＥＥＰ ＩＮ ＥＶＥＲＹ ＦＬＯＣＫ」と書かれた。
黒い羊（厄介者）はどの群れにもいる、という意味で、
元生徒は「教育の機会を不当に奪われた上、精神的苦痛を受けた」と訴えている。
提訴は１５日付。
教諭は問題が発覚した０５年４月、事実関係を調査した市教委から文書訓告を受けた後、依願退職している。
市教委は「訴状をよく読んで対応を検討する」としている。
ソース：朝日新聞 マイタウン静岡
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