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郵政民営化に反対して自民党を離党した「造反組」の平沼赳夫・元経済産業相ら無所属衆院議員は
２４日、都内で復党問題の対応を協議した。
出席者からは、早期復党を見送る意向を示す平沼氏に翻意を促し、「平沼氏を含めて１２人で復党願を
提出すべきだ」との意見が相次いだ。
平沼氏は「後援会の意見も聞きたい」と態度を保留した。復党願提出期限の２７日午前に再協議することになった。
２４日の会合には、堀内光雄・元自民党総務会長、野田聖子・元郵政相ら造反組１２人全員が出席した。
中川幹事長が提出を求める「郵政民営化への支持を含む誓約書」の文言も検討したが、結論は出なかった。
平沼氏は会合後、復党願提出について「２７日に集まった際に（態度を）決める」と記者団に語った。
今後は、平沼氏が説得に応じて、他の造反組議員とともに復党願を提出するかどうかが焦点となる。
一方、安倍首相は２４日夜、平沼氏らと交渉について「基本的に幹事長に任せている。任せた以上、
幹事長の方針の中で議論してくれると思っている」と首相官邸で記者団に述べ、中川幹事長の立場を支持した。
自民党の片山参院幹事長は記者会見で、「（造反組に）総括や反省文を書けというのも大人げない。
相手をあまり追い込むのはいかがなものか」と中川氏を批判した。
【野田聖子氏の変節問題】造反議員には反党行為の「反省文」要求！ 中川幹事長、平沼氏の抵抗を「首相も同意」と一蹴
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