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★コメ生産、5万トン削減へ 07年産、全国数量
農水省は23日、2007年産米について農業団体などに目安として示す
生産数量を、06年産の計画を5万トン下回る828万トン程度とする方針を決めた。
減産計画は3年連続で、生産量は需要見通しよりも7万トン少なくする。
政府は備蓄米の在庫量は現状水準を維持。コメの消費量が下げ止まらない中で
市場への供給量を絞り、価格安定を図る。24日に開く食料・農業・農村政策審議会
(農相の諮問機関)の食糧部会に提示後、正式に決める。
農水省が示すコメの生産量は、翌年の消費予想量などを踏まえ、適正とみなした指針値。
「需要量に関する情報」として示され、農業団体などが生産量を決める際の重要な
判断材料となる。
コメの生産については、これまで国が全国の「生産目標数量」を決め都道府県に配分していた。
しかし、07年産米からは、農業団体などが主体となって需給調整をする新方式に変わる。
農水省は全国に加えて、30日には都道府県別の生産量を公表。過去の販売実績を基本とし、
前年に過剰作付けがあった場合は、その分を生産量から差し引くなどのルールを適用。
農業団体などは、市町村別の適正量を算出した上で、地域ごとの生産数量を決める。
06年産米の予想生産量は840万トンで需要見通しを4万トン下回る見込みだが、
価格が安定しているため、政府は備蓄米の在庫水準を最終的に今年6月末の77万トンに維持する。
政府は年内にも30万トン程度を市場から買い入れ、需給環境に応じて買い入れた分と
同量の在庫米を売り出す方針だ。
共同通信 URLリンク(flash24.kyodo.co.jp)