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２２日午後２時１０分ごろ、神奈川県秦野市三廻部（みくるべ）の林道を通り
かかった男性会社員（５５）から「道路脇で男性が死んでいる」と秦野署に通
報があった。男性の首には切断しようとした跡があり、県警捜査１課は殺人・
死体遺棄事件として捜査本部を設置し、身元の特定を急いでいる。
調べでは、男性は林道から約２メートル離れた斜面にうつぶせで倒れていた。
首以外に、左手に防御しようとした際に出来たとみられる切り傷があったが、
ほかに目立った外傷はないという。死後１～３日が経過しているとみられ、２
３日に司法解剖して死因などを調べる。
男性は身長約１７０センチで、２０～３０歳代とみられ、青色のコンタクトレ
ンズ、ベージュのジャンパー、灰色のジーパン、茶色の革靴を身につけていた。
身元が分かる所持品はなかったという。
県警は、現場付近に血痕がほとんどないことなどから、男性は別の場所で殺害
され、林道に投げ捨てられたとみている。
現場は、小田急線渋沢駅の北西に約６キロ離れた表丹沢県民の森近くのハイキ
ングコースで、遺体があった林道は車が通ることができる。
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