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河口湖漁協(富士河口湖町、山中和栄組合長)は17日夜、町内で臨時総会
を開き、ブラックバスの釣りで多く使われる軟性プラスチック製の疑似餌
「ワーム」が湖底に放置され湖の環境に悪影響を及ぼす可能性があるとして、
使用を来年5月から禁止する方針を決めた。「釣り人が激減し、生活ができな
くなる」と反対意見が相次いだが、委任状と会場での起立採決で賛成多数で
決まった。
県内水面漁場管理委員会で認められれば、ブラックバスの漁業権が認め
られている四つの湖(河口湖、山中湖、西湖、芦ノ湖)では芦ノ湖(神奈川県
箱根町)に続いて2例目になる。
この日は理事含め組合員41人が出席。執行部から「ワームを禁止しなけ
れば、水見の環境の現状維持もできなくなる」と提案された。
県花き農水産課によると、総会の結果は県に報告され、学識経験者や漁
業者の代表などで作る内水面漁場管理委員会で審議、妥当だと判断され
れば河口湖の漁業規則を変更することになる。漁業規則には禁止事項とし
て盛り込まれるが罰則は定められない。
河口湖漁協などによると、ワームが湖底の岩や水草に引っかかって糸
が切れ、放置されて堆積(たいせき)したり、餌と間違えて魚が食べ消化で
きずに死んでしまうなど、環境によくないとして7月の理事会で使用禁止
の方針を決めていた。
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