06/11/12 12:43:01 DBGGnCeK0
80歳越した私の意見は皆さんと少し違っていると思いますが、辛抱して読んで下さい。
私の経験した戦前の小学校から今でいう高校までの間、友達に朝鮮の人や、昔、差別をされていた人達の子どももいましたが、殆どいじめなどありませんでした。
私の同年代の人達に聞いて見て下さい。
今の高校時代には、所謂硬派がいてよその高校生と喧嘩に明け暮れていましたが、自校の生徒には絶対に手を出したりいじめをする人はいませんでした。
男の生徒の場合、弱いものいじめをしたり、集団で一人をいじめるなど「卑怯者の仕業」と思われていたからです、そして皆プライドを持っていたからです。
もし誰かがいじめていたら必ずがき大将が出てきてそれを止めていました。
そんな子どもでないとがき大将にはなれませんでした。
女生徒の場合は、他人への思いやりや優しさ、良く気がつくなどのある子が大人達から褒められて育っていました。
つまり、男は男らしく、女は女らしいのが良いとされていました。
それと家庭の中にも小さな子ども社会があり、社会の中では子ども達の遊び仲間がおり、地域の大人達から見守れながら遊んでいて、自然と団体生活になれていたからです。
戦後の急激な社会変化で、男女同権が叫ばれ、男子が次第に女性化して、男子の良い所を失い女子のにありがちな、焼き餅、陰湿ないじめ、のけもの扱いなどの悪いところが男子に浸透し、女子は思いやりや優しさなどの女性的な良い所を失ってゆきました。
それと皆が良く言う核家族化、少子化で子どもの世界が小さくなり、強いて言えば同じクラスの生徒だけと言う非常に限られた子ども世界に住んでいるのです。
だから子どもの間で、何かあった時、先生や親に言うのは余所の世界の人に告げ口する人は、いはばスパイ扱いにされることになるのでしょう。
それでいじめを無くす対策は、昔の悪いことは捨てるのは勿論ですが、良い美風を取り戻すことと思います。
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