06/11/11 09:31:17 0
URLリンク(www.asahi.com)
登録スタッフの体形など「風貌(ふうぼう)」情報をデータ保存していた人材派遣大手フルキャスト・グループ
(東京)が、この問題を告発した労働組合「派遣ユニオン」の組合員が働いている関連企業を
今月末で閉鎖することが10日、わかった。
フルキャスト側は「赤字続きで採算が取れないため」と説明。ユニオン側は「組合つぶしとしか考えられない」と
反発している。
閉鎖されるのはフルキャスト100%出資で昨年10月設立されたばかりの「ネオパートナーズ」(横浜市)。
22社あるグループ企業の一つだ。
この会社で働く内勤社員や派遣スタッフが中心となって9月に派遣ユニオン支部ができ、
10月には「太め」「容姿老」などのチェック項目があった容姿登録の問題点や、労働条件改善を求める
要求書を提出した。フルキャストは「風貌」登録システムの利用を停止、データも削除した。
閉鎖についてフルキャスト側は「赤字による純粋な経営判断であり、夏から閉鎖を検討していた。
従業員の雇用確保や補償は誠意を持って話し合いたい」としている。
一方、9日の団体交渉で説明を受けたユニオン側は「組合員はすでに解雇を通告された。
組合を結成して要求書を出した直後の決定であり、不当労働行為だ」と抗議している。