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北佐久郡軽井沢町・旧軽井沢の目抜き通り近くにあるホテルの敷地内で8日までに、ごみを
あさりに出没していたツキノワグマが捕獲、駆除された。捨てられたケーキを食べて味を
しめたらしく、行動が大胆になって人と接触する可能性が高まったため、対策を町から
委託されているNPO法人がおりを仕掛けた。町内では今年初めての駆除となる。
熊は全長150センチ、体重約170キロの雄で、16歳。軽井沢駅から旧軽銀座へ向かう
目抜き通りから約200メートル離れたホテル敷地内で、ごみに出したケーキを食べたらしく、
11月に入ってからも連日一帯に現れていた。
6日に敷地内にケーキを置いたおりを仕掛け、7日朝に掛かっているのが見つかった。
人を襲う危険があるため薬殺する予定だったが、麻酔をかけて移送中に死んだ。
熊はNPO法人ピッキオが2003年夏に捕獲し、発信器を付けて行動を追跡。主に群馬県境
付近にいて、毎年8月中旬から9月上旬にホテルやペンションのごみ捨て場や食料庫を
狙って、旧軽井沢などの町東部に出没していたという。
現場近くに現れると熊対策犬「ベア・ドッグ」で追い払っていたが、再び戻り、逃げ道のない
狭い場所にまで入り込んでごみをあさるなど大胆な行動をとるようになっていた。
甘いケーキの味を知って執着を強め、今年は秋が深まっても出没を繰り返して、人と接触
する危険が高まっていた。■以下省略
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