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全国で「いじめ」を苦に自殺する事件が相次いでいる。特徴的なのは、いずれの生徒も
部活動に熱心で明るい人柄だったり、彼女がいたり、成績優秀だったりと、およそ「いじめ」
に遭う理由が見当たらないタイプが自殺に追い込まれていることだ。なぜか。
「今の『いじめ』は、単なる『弱い者いじめ』ではないからです」(教育評論家の尾木直樹氏)
尾木氏によると、昨今の「いじめ」は、「みんながダラけている時に一緒に同調してダラけない
生徒など、いわゆる優等生タイプほどターゲットにされる」という。
一昔前なら考えられないことだが、美少年や美少女、また、いわゆるガキ大将タイプの
“目立つ”生徒ほど「いじめ」に遭うケースが増えているのだ。
「いじめ方も巧妙。仲間内で遊んでいるように見せかけて、ターゲットだけが罰ゲーム
になるように仕組むなど陰湿極まりない。でも、“やめろ!”と声を上げればその生徒が
次のターゲットになるから皆黙っている。これでは大人は気がつきません」(いじめ撲滅
を目指すNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」の小森美登里理事)
インターネットや携帯電話もいじめの道具になっている。
「昔は加害児童からの呼び出し電話も親が取り次ぐから、交友関係を把握しやすかったが、
今は個人の携帯電話だから親が異変に気付かない。その間にも、“死ね”“学校に来るな”
というメールが執拗に送りつけられ、携帯カメラで撮られた恥ずかしい写真がクラス内で
回覧されている。精神的に追い込む手法はヤクザ顔負けです」(小森美登里氏)
(中略)
では「いじめ」が発覚した場合はどうしたらいいのか。尾木氏も小森氏も口をそろえて
「不登校も重要な選択肢」と指摘する。
「しっかりした親ほど『学校には行きなさい』『いじめられる側にも原因がある』と言うが、
子供を追い込むだけで、結果的に自殺の後押しをしていることが多いからです」
(小森美登里氏)
親の目から見て、人気者で優等生のわが子ほど疑ってかかったほうがいい。
ソース(Livedoor・ゲンダイネット)
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