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衆院岐阜1区(岐阜市)は、前回衆院選で造反組として自民党を追われ無所属で当選した
野田聖子元郵政相(46)と、自民の公募候補として落選したが比例代表東海ブロックで復活当選した
佐藤ゆかり衆院議員(45)の両陣営による勢力争いが、将来の公認問題も視野に系列県議、
市議を巻き込んで激化。来春の統一地方選にも影響しそうな様相となっている。
「(復党の)道筋は見えてきたけれど、あなたが反対すると復党できないのよ」
先月7日、岐阜市内の飲食店で開かれた中学校の同窓会に出席した野田氏は、同席した浅井武司
岐阜市議にこう語った。昨年の衆院選で、浅井市議は佐藤氏を支援していた。野田氏の口調は
柔らかかったが、表情は硬かった。
野田氏にとっては、地元を「野田氏支援」で盤石にしておくことが、復党を有利にするだけでなく、
将来の公認獲得に向けたよりどころとなる。最近開かれた後援会幹部との会合で、野田氏は来春の
統一地方選では衆院選で自分を支援した県議、市議を優先的に応援するよう指示したとされる。
佐藤支持の鮮明な浅井氏にまでアプローチする姿は「佐藤氏への宣戦布告」と関係者の目には映った。(略)
一方、佐藤氏の陣営も負けずに野田派や、中間派の県議、市議の切り崩しを図る。(略)
「復党問題を巡って情勢が流動化してきている。時間がないのよ。選挙区支部の体制作りを急ぎたい」
先月下旬から今月初旬にかけて、佐藤氏は自派の県議や市議に電話をかけまくり、協力を求めた。
佐藤氏は、自らが支部長を務める選挙区支部の中に「政治倫理審査会」を作り、県議や市議の党への
協力姿勢を審査。その結果を県議や市議の公認に反映させたい考えだ。これに野田氏側の県議は
「佐藤氏は党本部の方針を曲解している。そんな権限が与えられているはずがない」と反発しており、
5日に開かれる党岐阜市支部の会合では「現職全員の一括公認」を求める予定だ。(略)
【野田聖子氏の復権阻止へ】造反組復党に反対の議員らが議連発足へ 中堅の河野太郎氏も賛同「復党は論外」
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