06/11/03 23:54:16 jm0ZpLqi0
俺も親父の仕事が忙しいので、日曜ともなれば親父の仕事を手伝いに工事現場で
アルバイトをしていた。
母親がいうには、そこの工事現場の仕事の出来具合で何かといちゃもんをつけられて、
工事の元請先である同和ヤクザ(当時の俺には同和ヤクザなんて言葉知らずに、母親も同和の人と
しかいわなかった)から、工事代金の支払いが全くないという話だった。
そこの建築工事は数ヶ月前にはとっくに終わっているのに、元請先の同和ヤクザが代金を支払わずに
親父と工事代金の支払いでもめている事が母親の話でわかった。
親父はヤケ酒を飲みながら、ヤクザが絡んでいるから(同和ヤクザのこと)何度も金の集金に
いっても全く相手にしてもらえず追い返された。と怒りでボヤく。
そして、警察や労働基準局も市の同和対策課に掛け合ったが、そこでも相手にしてもらえず家に戻ってきた
と悔しそうに事情を話してくれた。
金をもらえなければ会社の従業員に支払う給料がない。
金の工面(借金)にあちこち回ったが、従業員に支払う給料全額を用意できない・・・
もう俺の会社は終わった(倒産する)、親父はそうつぶやきながら酔いつぶれた体で寝床に入っていった。