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自宅と近所の住宅に火を付けたとして、現住建造物等放火の罪に問われた大仙市
、無職阿部剛被告(20)の初公判が1日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で開かれた。
阿部被告は起訴事実を認め、検察側は冒頭陳述で「ロト6に外れて放火の決意を
固めた」ことを明らかにした。弁護側は「犯行時、心神耗弱状態だった」と主張している。
冒頭陳述によると、阿部被告は自宅に引きこもっていた生活に嫌気がさし、自殺や
東京で暮らすことを考えたが、いずれも実行には移せなかった。結局はこれまでの
生活を続けるほかに道がないことに自暴自棄となり、誕生日の8月26日、宝くじの
「ロト6」を購入し、「外れたら放火して今までの生活を終わりにしよう」と考えた。
9月1日朝、宝くじに外れたことを確認して放火を決意し、自室に置いていたペットボトル
に灯油を入れ、犯行に備えた。
起訴状などによると、阿部被告は9月2日午前零時55分ごろ、木造一部2階建て自宅の
1階自室で、布団と畳に灯油をまいてマッチで火を付け、床の一部を焼いた。
さらに自宅近くの木造一部2階建て民家の1階に灯油をまき、マッチで火を付けて
約230平方メートルを全焼させたほか、隣接する2棟も全焼させた。
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