06/11/01 03:17:24 pKe0RWQ00
「女性への侮辱発言を許すな」
那智 文江(保育園園長 60歳 東京都)
飲食店の女性客を貶したとして侮辱罪に問われた、山梨県大月
市の男性市議への有罪判決が確定した。どのような理由であれ、
女性への侮辱的発言は許されるべきではない。
だが、これを受けて、女性から男への暴言も同様に取り締まれ
という意見が散見される。これは筋違いというものではなかろう
か。
日本社会には「言論の自由」というものがあり、女性が太った
男に対して「デブ」と言おうが、毛の薄い男に対して「ハゲ」と
言おうが、それは女性の自由である。それに対して制限をかける
のは、女性の基本的人権を侵害することに他ならない。
そもそも、男が女性から何かを言われたぐらいで、侮辱された
と発想すること自体がおかしい。女性の発言は悪意によるもので
ないことは確かであり、粗野な男の罵詈雑言の類とは違うのだ。
男たちはむしろ、それを女性からの忠告や叱咤激励と捉えて、
劣った自分を向上させるよう磨きをかけてゆくべきだ。
それが男の器というものであり、あるべき社会の姿である。