06/10/31 10:26:03 0
(前略)
安倍政権の天王山は来年7月の参院選だろう。ただ、民主党の小沢一郎代表のマジックは
すぐ切れるんだよ。アッと言わせるが、パッと消えちゃう。この「パッ」を4月の千葉の衆院補選
ですでに使っちゃった。まあ、あの選挙は武部勤前幹事長が調子に乗りすぎただけだけど…。
それでも参院選は気を引き締めないとダメだ。小泉氏の功罪の「罪」は自民党の地方組織を
ずたずたにしてしまったこと。これを一気に立て直すのは至難の業ですよ。
造反組の復党問題だって、地方の自民党組織を再構築するという観点から浮上したんだ。
別に郵便局の票を頼りにしようとは思っていませんよ。だから復党で「踏み絵」を踏ませるのは
よくない。「安倍と一緒にやってください」。それだけで十分。選挙区調整はその次の問題だよ。
とにかく安倍政権が本格的に稼働するのは参院選後だ。私は安倍氏に「やりたいことは半分に
しとけ。まずは参院選に勝つこと」と言っているし、安倍氏も分かっている。いい兵法も悪い兵法
も小泉氏を見て生きた勉強をしているからね…。
とにかく国全体が乱れているよ。大切なのは教育であり、社会環境。IT化が進んで連帯社会・
地域社会が壊れかけているわけでしょ。その元凶をはっきりさせないといけない。教育委員会か、
文科省か、知事か、市町村長か…。教育改革とは社会構造全体を変えることなんですよ。
一番の問題は知事だと思うね。知事は必ず自治労と日教組と妥協するんです。それで次の選挙
で応援させる。そうすればよほど失政がない限り、2期、3期はやれる。さらに4期、5期…。地方
議会も知事の子分に成り下がっている。
だから日教組、自治労を壊滅できるかどうかということが次の参院選の争点だろうね。どう決別
できるか。民主党にはできないんだから、自民党はそれを争点にすべきだと思うよ。
ソース:産経新聞
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