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・岐阜県瑞浪市の中学2年の少女(14)が23日に自殺した問題で、少女が自殺当日のバスケット
ボールクラブの朝練習の際、前日に練習を休んだことをチームメートから批判されていたことが
30日、分かった。
少女は普段から、クラブ活動の練習について、遺書で名前を挙げた4人に触れて「一日中
あの子たちと一緒にいると気が変になる」と話していたという。自殺前日の22日の日曜日には
「クラブに行きたくない」と言って練習を休み、入院中の祖父の見舞いに行っていた。
ところが翌23日の朝練習の際、少女は前日に休んだことをチームメートから批判されたという。
学校側が家族に行った報告によると、少女は朝練習中にチームメートから「(動きが)違う」と
いわれ、担任が朝練習後のクラスの「朝の会」で涙ぐんでいる少女を目撃していた。
また少女は23日に午前中だけの授業が終わった直後、担任に自分が担当する生活委員の
仕事について相談しようとしたが、担任は「担当の先生に聞くといいよ」と答えていた。少女は
帰宅直前にもこの担当教諭に話しかけたが、教諭は「週の初めに説明があるから、心配しなくて
いいよ」と答えていた。少女はその約1時間後、自宅で首をつった。(一部略)
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・母親(41)によると、生徒に対しては部内で、「シュートをして失敗したり強いボールを取れ
なかったりするとほかの部員が笑う」「あいさつをしない」といった例があったと、一部部員の
保護者も話したという。
瑞浪中の佐々木喜三夫校長は30日、記者会見し、「『ウザイ』『キモイ』などの言葉で
からかったりするいじめは事実として認められる」としながらも、「自殺につながるいじめは
今のところ確認できていないし、確認するのも難しい」と自殺との関係をあらためて否定した。
いじめの認識をめぐって発言が二転三転していることについては「長時間遺族らと話し合いを
して意識がもうろうとしていた。事実を確認せずにいじめと表現してしまった」とし、「言葉
足らずだった」と説明した。(抜粋)
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