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★ハロウィーン ハリー・ポッターも一役?日本各地で広がる
・オレンジのかぼちゃやゴーストなどを飾る米国のお祭り「ハロウィーン」が日本でも広がってきた。
各地でパレードが相次ぎ、商戦も年々盛んに。なぜ今、急に広がりつつあるの?
ハロウィーンはもともと古代ケルト族の祭りで、移民によって米国に伝わった。キリスト教の
万聖節の前夜(10月31日)、あの世の扉が開き、悪霊や祖先の霊がやってくる。魔よけに
オレンジのかぼちゃをくりぬき、目鼻をつけた提灯を飾るほか、子どもが魔女や怪物に仮装
して近所からお菓子をもらう、米国風の秋祭りとして育った。
全米小売業協会によると米国の市場規模は約49億ドル(約5800億円)。かぼちゃ形の
ランプなどを扱うソニープラザ(東京都)は5、6年前から関連商品の売り上げが年々2~3割増。
池上みね子広報室長は「商品陳列はバレンタインよりも長く、クリスマスに次ぐイベント」と話す。
おもちゃの「日本トイザらス」(川崎市)は全店舗で売り場面積を昨年の4倍にした。「特に子供の
仮装服が伸びている。この時季は大きな催事がなく、家族や地域で遊べる新しいイベントに
なっている」。各地で開かれている仮装パレードはどこも満員状態だ。
この人気、どうやら2000年前後から急速に広まったようだ。全国33店舗で子供用仮装服を
販売する生活雑貨専門店ロフト(東京都)は「街中でもかぼちゃ飾りが目立ち、ハロウィーンに
火がついた。子供の英語教室やディズニーランドが発信源では」と話す。東京ディズニーランドは
97年からハロウィーンプログラムを実施。当初は1日だけだったが、今年は9月12日から
行っている。また映画「ハリー・ポッター」(01年から)の影響を指摘する声もある。
東大アメリカ太平洋地域研究センターの能登路雅子教授は「ハロウィーンの本質は、地域が
子供の安全を見守っているというコミュニティー意識の確認行事に若者のパーティー文化が
融合したもの。日本でも『(秋祭りの)みこしの担ぎ手がいない』都市部でハロウィーンが
広がっているとすれば、興味深い」と話す。(一部略)
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