06/10/26 19:47:33 O
・全国各地の公私立高で必修科目が履修されていな実態が26日、明らかになった。
3年生の進学への影響や卒業生の扱いをめぐり学校現場に混乱が広がった。
「卒業できるのか」「受験はどうなるの」。受験の最後の追い込みに入る季節だけに、
受験と指導要領のはざまで生徒の心は揺れた。
岩手県立高では必修科目の未履修が全84校中30校に及んだ。
主に理系の生徒を対象に社会2科目を1科目で済ませようとしていた。
県内きっての進学校の県立盛岡一高で日本史だけを選択した3年の女子生徒は
「負担がかかるという先生の思いやりなのかもしれない」としながら「今まで隠していたのは
いけない」と話した。県立一関一高でも普通科の理系、理数科の3年生徒127人の卒業が
危ぶまれる。放課後に体育館に生徒を集め、平野清八校長が事情を説明した。
「大学受験対策のため」。県教委調査で多くの学校がそう説明した。受験競争に
勝ち抜くために受験科目により時間を割きたい学校や生徒の心理も背景に垣間見える。
補習も検討され、東大をめざしている盛岡一高3年の男子生徒(17)は「受験に役に
立たない科目にこれから無駄な時間を使うのは……。怒りを感じる。全国的な問題に
なってルールが変わってほしい」と話した。
また、3年生318人全員が未履修だった福島東高(福島市)の深沢陽一校長は
「学習指導要領から外れていたことは認識していたが、特定科目の学習は進学校では
必要で、やむを得ないこと」と話した。赴任した4年前から単位不足を知っていたといい
「進学校のやり方」と思っていたという。時間割は「世界史・日本史・地理」で、授業の
中身がわからないようになっていた。
同校3年生の男子生徒(17)は「受験科目の勉強を優先したい。冬休みに追加授業が
あっても違う勉強をする」と話していた。(以下略)
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