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★「君たち、ニートになるな」カリスマ講師・鳥居徹也さん
・働くことの大切さを知ってもらおうと、千葉県船橋市の「船橋情報ビジネス専門学校」企画
広報室長、鳥居徹也さん(41)が「フリーター・ニートになる前に受けたい授業 全国キャラバン」を
行っている。フリーターやニートの現実を伝え続けて10年。今年は120校3万人に講演する予定だ。
子供たちのために日本中を駆け回る“カリスマ講師”の授業を受けてみた。
「フリーターと正社員の生涯賃金の差は?」「健康保険のないフリーターが風邪をひいたら
診療代は?」 正解は「2億円」と「1万円」だ。こんな3択クイズの解答に、生徒たちは一様に
「えーっ」と驚きの声を上げた。埼玉県東松山市立松山中の3年生175人を対象に行われた
「キャリア教育」の1こま。
体育館壇上のスクリーンには、生徒におなじみのテレビ番組や漫画が映し出される。タイミング
よく画面への“突っ込み”を入れ、笑いを取る。3択クイズでは効果音を使って雰囲気を盛り上げる。
生徒を引きつけ、楽しませながらテンポよく講演を進めていく。
「理論より事例を。理性より情動に訴えたい」
母親の勧める高校を受験すれば200万円をあげると言われた男子生徒の話。冷房がきつい
という理由で会社を辞めたOLの話。2人ともその後、ニートになってしまった。
親への依存から抜け出せず自立できないとニートになってしまうと、鳥居さんはみる。
ニートにならない方策として、メンター(精神的指導者)を見つけることを生徒に勧める。
現実社会でなく、漫画やゲームの中でもいい。人間には、孤独から救い出し、進むべき道を
示してくれる存在が必要なのだ。
授業に出席した辻田美紀さん(15)は「ドラえもんの最終回の話が面白かった。ニートになるのは
恐ろしいことなんだなと思った」と感想を話した。
鳥居さんは、言う。「子供たちはまず、働く意味なんか知りたくないし、漠然と失敗を恐れている。
具体的な数字や実例を教えて子供たちの心を揺さぶり、努力の意味や失敗の効用、依存と自立に
ついて考えさせたい。働くことは生きることだから」(抜粋)
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