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米連邦航空局(FAA)は18日、米アリゾナ州で、旧ソ連の戦闘機
ミグ21の空中写真撮影のため飛行中だった小型機が墜落、乗員5人
全員が死亡した、と述べた。
墜落したのは、米パイパー・エアクラフトの双発機、「シャイアン」。
墜落原因は不明で、FAAと米国家運輸安全委員会(NTSB)が調べて
いる。
FAAによると、シャイアンとミグ21は同日午後1時半ごろ、州都
フェニックスの北方約96キロにあるプレスコットの飛行場から離陸。
ミグ戦闘機のパイロットが、飛行開始の約20分後、車輪の不具合を
察知し、シャイアンのパイロットに目視で調べるよう求めた。
この後、戦闘機の下に入ったシャイアンが姿を消したため、ミグの
パイロットは高度約2600メートルで空中衝突した可能性があると
管制塔に無線連絡をしていた。着陸したミグ機を調べた結果、損傷は
認められず、衝突の可能性は遠のいた。
シャイアンは離陸直後、右エンジンから白煙が上がっていると管制官
から無線で指摘されたが、パイロットは問題なしと応じ、飛行を続けたと
いう。
捜索に当たった消防当局は、プレスコットの北西26キロの地点で
立ち上る煙を発見、大破し、炎上したシャイアンの残がいを確認した。
尾翼とエンジンの一部以外、判別不能の状態だったという。
ソース(CNN) URLリンク(www.cnn.co.jp)
写真(アリゾナ州の双発機の墜落現場=18日撮影)
URLリンク(www.cnn.co.jp)