06/10/22 07:56:18 0
法務省によりますと、全国の刑務所に収容されている受刑者が7万人を超え、定員を
およそ1万人上回っていますが、新しい刑務所の建設が追いつかず、過剰収容の状態を
短期間に解消するのは困難な見通しです。
法務省によりますと、全国の刑務所に収容されている受刑者は、ことしに入って、
戦後の混乱期を除くと、初めて7万人を超え、定員をおよそ1万人上回り、「過剰収容」
が深刻化しています。
このため、法務省は新たに4つの刑務所を建設するほか、既存の刑務所を増改築する
などして、平成20年度中に、定員を7万1000人まで増やす方針です。ただ、犯罪
被害者の感情などに配慮して、犯罪者に対する厳罰化の傾向がみられることもあって、
受刑者が毎年3000人から4000人のペースで増えているということで、受刑者の
増加に刑務所の定員の増加が追いつかない状況が続いています。
法務省は、さらに新しい刑務所の建設を進めたいとしていますが、政府の厳しい財政
事情に加え、建設用地を見つけることが難しいことから、過剰収容の状態を短期間に
解消するのは困難な見通しです。
■ソース(NHKニュース)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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