06/10/21 10:25:58 0
★連れ去り未遂、少年側が誤認逮捕と批判 家裁の不処分決定、地検は「捜査に問題ない」
甲斐市で今年5月、小学1年の女児=当時(6つ)=を連れ去ろうとしたとして
未成年者略取未遂容疑で逮捕、甲府家裁に送致され、同家裁の審判で不処分決定が出た
南アルプス市のアルバイト少年(16)が20日、付添人の石川善一弁護士と記者会見し、
「不処分決定が出てほっとした。警察は謝ってほしい」と訴えた。
石川弁護士は「誤認逮捕で完全な冤罪事件」と批判。
これに対し、甲府地検は同日、「捜査手法に問題はなかった」との見解を示した。
少年は任意の取り調べの段階で、上申書でいったん犯行を認めた。
この日甲府・県弁護士会館で開かれた記者会見で、少年は「取り調べの警察官から
『認めなければ親に迷惑がかかる』と強く言われたり『すみませんと言えばすむ問題』と
言われて、認めるしかなかった」と説明。「犯人は自分しかいないと一方的に決めつけられ、
『おまえはロリコンだな』と、ばかにするような言葉も掛けられた」と話した。
少年は買ったばかりのバイクを友人に見せるため、友人が乗降している、
事件現場となった駅の付近にいたという。石川弁護士は「靴の色が違うなど、
被害者の証言と現場状況の食い違いについて慎重に捜査すべきだった」と批判した。
少年は逮捕後、約1カ月間身柄を拘束された。
同事件の審判で甲府家裁は19日、「犯人と判断する十分な証拠がなく、
上申書も信用性に乏しい」として不処分決定をした。佐藤美穂裁判長は
「つらい思いをしたと思いますが、これにくじけずに立派な社会人になってください」
と話したという。不処分決定で少年の無罪が確定。同家裁は関係法令に基づき
少年への補償手続きを進める。
甲府地検の牧島聡次席検事は20日、「決定内容を検討し、家裁が異なる判断をした
理由を検討したい。警察も被害児童の年齢に十分配慮した捜査をしたと認識している」と説明。
韮崎署の日原清貴署長は「不処分決定の内容をよく検討したい」と話した。
山梨日日新聞 URLリンク(www.sannichi.co.jp)
★“誤認逮捕”の少年に無罪判決
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
関連スレは>>2-5に